7/31 夏休みも折り返し

 先日、熊本県を震源とする大きな地震が発生しました。最大震度7を観測する甚大な災害となり、多くの方々が不安な日々を過ごされています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表します。

 今回の地震により、自然災害はいつ、どこで起こるかわからないということを、改めて強く感じました。

 また、先日は本地域でも激しい雷雨に見舞われました。幸い災害級の被害には至りませんでしたが、突然の大雨や雷に接し、自然の持つ大きな力や恐ろしさを実感された方も多かったのではないでしょうか。地震や豪雨、台風などの自然災害は、決して遠い場所の出来事ではなく、私たちの身近なところでも起こり得るものです。

 現在は夏休み期間中です。子どもたちは家庭や地域で過ごす時間が多くなり、保護者の方が仕事などで不在の中、子どもたちだけで過ごしている場面もあることと思います。もしそのような時に地震や大雨などの自然災害が発生したら、どのような行動をとればよいでしょうか。学校にいる時と違い、自分で判断しなければならない場面も考えられます。

 だからこそ、今回の地震を機に、ご家庭で災害時の行動について話し合う機会をもっていただきたいと思います。例えば、「避難場所はどこか」「避難する場合はどの道を通るのか」「家族と連絡が取れない時はどうするのか」といったことを確認しておくことが大切です。また、災害の状況によっては、保護者の方がすぐに帰宅できない場合もあります。そのような時には、「避難所で待つ」「近くの親戚や信頼できる大人に相談する」など、具体的な行動について家族で共通理解を図っておくと安心です。

 災害はいつ起こるかわかりません。しかし、事前に家族で話し合い、備えておくことで、いざという時に落ち着いて行動できる可能性が高まります。今回の地震や先日の雷雨を他人事と捉えるのではなく、自分たちのこととして考え、この機会にぜひご家庭で防災について話し合っていただければと思います。子どもたち一人一人の大切な命を守るために、学校と家庭が連携しながら防災意識を高めていきましょう。

 さて、本日で7月も終わりとなります。長いようで短い夏休みも、折り返しの時期を迎えました。子どもたちには、普段なかなかできない体験や読書、家族とのふれあいなど、自分なりの目標をもって有意義な毎日を過ごしてほしいと願っています。

 その一方で、夏は熱中症や水の事故、交通事故などにも十分な注意が必要な時期です。自分の命を守ることを第一に考え、安全に気を付けながら充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。

 8月の終わりに、子どもたちが元気な笑顔で登校してくることを楽しみにしています。残りの夏休みが、子どもたちにとって実り多く、思い出に残るものになることを願っています。