環境問題について考える、「環境落語」が行われました。日本の伝統芸能である落語と地球温暖化防止の啓蒙を融合させた事業です。
ふれあいホールには、高座が準備され、出囃子(でばやし)も流れて、雰囲気満点の状態でスタートしました。
最初に、身近にできる環境問題対策や落語についての説明を聞いた後、お話を披露していただきました。
いろいろな登場人物一人で演じ、おいしく料理を頂く様子や、腐った料理を無理矢理食べる様子などを、臨場感あふれる仕草で表現されていました。目の前で演じられており、ライブならではの臨場感がありました。
次に、地球温暖化についての紙芝居とビデオを観ました。
最後に、地球温暖化の現状をお聞きしました。
福井県の熱帯夜の日数は3倍になり、都道府県別一人あたりのCO2の排出量は、福井県は、北海道、青森についでワースト3位だそうです。(2019年)
脱炭素につながる新しい豊かな生活をめざす「デコ活」というキーワードも教えていただきました。
本格的な落語に触れ、「自分事」として、今からでも始められる地球温暖化対策について学べる、貴重な機会となりました。