12/17 親子道徳(丸山香織選手講演会)

東京2025デフリンピック・女子デフバスケットボールで活躍し、金メダルに輝いた丸山香織選手にご来校いただき、講演をしていただきました。丸山選手は本校の卒業生でもあります。入場に合わせて、「拍手」の手話でお出迎えしました。講演は丸山選手が手話で行い、その通訳を手話通訳士 本多貴代美様が務めてくださる形で進められました。

自己紹介に始まり、聴覚に障害を持っている人がどのようにコミュニケーションをとっているか、日常生活で困ることは何か、などをスライドや動画を使って体験活動を交えながら教えてくださいました。東陽中学校でバスケと出会い、聞こえの力が落ちても、聞こえない自分を認め、ポジティブに物事に向き合うようにしてきたとおっしゃっていました。無音の試合の動画からは、通常のバスケとは違う雰囲気やデフバスケの難しさを垣間見ることもできました。生徒たちは真剣な表情で聞き、丸山選手の問いかけに積極的に答えていました。

講演の後は、特別にお願いして、フリースロー対決をしていただきました。東陽中からは現役バスケットボール部に代表して出てもらい、楽しい時間となりました。さらに、スリーポイント対決、1on1まで引き受けてくださり、体育館はとても盛り上がりました。

生徒からは「耳が聞こえにくい人が世界にたくさんいることがわかりました。結構身近な存在なんだなと思いました。」「障害をもっているけど自分の夢をあきらめずにがんばっている人がいることを知って私もがんばろうと思った。」といった感想がありました。障害をもつ方への理解が広がると共に、夢に向かって挑戦することの大切さに思いが広がる良い機会となったようです。

最後に中学時代のバスケットボール部顧問、小林先生とツーショット!