11/10 避難訓練

避難訓練を行いました。想定内容は、本日10日午後1時30分、鯖江市に「顕著な大雨に関する情報」が発表される。すでに冠水している道路があり、生徒を下校させることは困難である。というものです。

東陽中学校はハザードマップによる浸水深が0.5~3mと想定されており、3階への垂直避難により安全を確保できる可能性が高いです。帰りの会後、放送の指示で学年ごとに3階の教室へ避難を行いました。学年ごとに避難完了の報告がまとまった後、体育館に移動し、校長先生と学校防災アドバイザー松井峰晴様からご高評をいただきました。

校長先生からは能登地震や福井豪雨についてお話があり、ステージの下部についている白い色あせた部分は、実は福井豪雨で東陽中学校が水に浸かった跡であることを教えてくださいました(下の写真が分かりやすいでしょうか)。今後も東陽中校区で災害が起きる可能性を忘れず、先日の防災食の経験なども元に、家族で防災について話し合っておいてほしい、という話がありました。

松井様からは、「自分と仲間の命を守る 垂直避難のチカラ!」~なぜ避難が必要か~と題して、実際のニュースや大雨が降ったときの校区の映像を見せながら、落ち着いて、素早く、安全に避難することの大切さを教えていただきました。また、福井地震を被災されて方の体験談「ねえちゃんはあのとき、おかあちゃんだった」のスライドショー上映がありました。家族が犠牲になることもある、という悲しい内容で、万一のときに自分に何ができるだろうか、と考えさせられました。