新年度が始まり、もうすぐ3週間になろうとしています。
1年生では、国語でロイロノートというアプリケーションを使って、自分の意見と他の意見を比べあう学習を行っているクラスがありました。2年生では短歌の鑑賞の仕方について生徒と話し合いながら授業を進めていました。いろいろな学習のスタイルを試し、内容に応じた指導法を工夫しています。3年生のある教室では、イオンのでき方を学習していました。またあるクラスでは(a+b)²の公式を使う計算練習をしていました。さすが、3年生は難しい学習内容や課題に対してぐっと集中して取り組んでいます。
音楽室からは、1年生のあるクラスの歌声とピアノの音が聞こえていました。扉を閉めているので校舎に響き渡るほどではありませんが、元気よく歌っています。耳を傾けていると、東陽中学校の応援歌でした。ご存じの方も多いと思いますが、代々歌い継がれてきたこの応援歌は、当時の生徒自身の手で作詞作曲されたものです。作曲は第4回卒業生の山田裕美さん、作詞は第5回卒業生の井上毅さんです。東陽中学校の溢れる意気、気概がよく伝わってくる歌だと思います。

体育館後方に掲げられている額は、東陽中学校に在職されていた西宮辨晴先生の書です。

授業後に担当の教員から聞くと、6月の夏の大会への壮行会に向けて、1年生に指導をしていたそうです。3年生の最後の大会を盛り上げられるよう、しっかり覚えてほしいと思います。