4/16 避難訓練

東陽タイムに避難訓練を行いました。想定内容は、大きな地震が発生し、その後理科室より火災発生。強風による延焼の可能性あり。地震により建物が損壊し、校舎の一部が通行不能、というものです。

まず、生徒たちは地震発生の放送を聞いて一斉に身を守る行動を行いました。次に、非常ベルが鳴り、状況確認のため待機をします。その後、避難指示の報を聞いて校庭に集合しました。校庭では、各担任が連携を取りながら人数確認を行い、速やかに校長先生へ報告を行います。避難指示が出てから点呼完了まで約5分30秒ほどかかりました。

校長先生からは、訓練への自己採点は何点だったかを問われました。緊急時に命を守るためには、自信をもって100点と言えるような訓練にしなくてはなりません。想定外のことが起こることもあります。日頃の準備の大切さについてお話がありました。

それから、代表の先生により、水消火器を使った消火訓練を行いました。大きな声をかけてから火元に近づき、確実に操作をしていました。

最後に、学校防災アドバイザー松井峰晴様からお話をいただきました。煙を吸わないように想定して、ハンカチや袖で口元を抑えている人がいたことをほめていただきました。逆に、階段を降りる際、上から降りてくる生徒は手すりに沿って内回りで降り、途中の階から合流する生徒は壁際を降りるようにすれば、待たずに同時に避難できることをご指摘いただきました。

このような訓練を通して、緊急時への対処を確認しました。何事もないのが一番ですが、いざという時への心構えはいつでも忘れないようにしておきたいと思います。